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第44回動物臨床医学会年次大会 一般口演でフアイア糖鎖TPG-1の臨床研究結果を報告

2023年11月19日に開催された第44回動物臨床医学会年次大会において、免疫介在性血球減少症の犬
猫15例に対し、「フアイア」糖鎖TPG-1を継続投与した結果、フアイア糖鎖TPG-1は犬猫の免疫介在性
血球減少症の症例において治療薬の選択肢の一つになる可能性があるとする臨床研究結果を報告した。
発表した、麻布大学獣医学部小動物内科学研究室 久末正晴教授らは、麻布大学附属動物病院に来院す
るペットオーナーの協力の下で、2022年から1年間以上にわたって継続研究。免疫介在性血球減少症の
犬猫15例に「フアイア」糖鎖TPG-1を配合した犬猫用製品を、3ヶ月にわたって1日約1.5g~3g投与し
たところ、白血球数と好中球数の数値が一時的に上昇、その後ステロイドを減量しても維持したとする症例を発表した。
久末教授は「犬猫15症例のうち、血球減少の改善効果が8例(53.3%)、ステロイドの減薬効果が10例
(66.7%)、そのうち2例(13.3%)は最終的にフアイア糖鎖TPG-1以外のプレドニゾロンおよび免疫抑制
剤の休薬が可能となった」と報告した。

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